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横田さんご夫妻始め家族会の方々の講演を聴きに行く度に思うのですが、
ご家族の方は長年数え切れない位壇上のマイクで訴えて、
私達聴く側はその度に毎回「かわいそう」とハンカチで涙を拭っている。
何時まで同じ様なコトを延々とやっていかなければならないんだろう。
少なくとも私が見てきた6年間、同じ様なようなコトの繰り返しで、今回も
そう感じてしまいました。
横田さんご夫妻が拍手の中入場されてから始終、疲労の様子が見受けられました。
その姿に自分の中で何かこう、悔しいような、この席でのんびりとしているのが
情けないやら、そんな複雑な気持ちでいっぱいでした。
実際、昨日早紀江さんは
「『かわいそう』という問題ではないんです」
と訴えておられました。
ご夫妻のお話が終わり、司会の女性が
「大変心に響くお話をありがとうございました。」との言葉に
隣に同席していた方が
「『心に響く』じゃないでしょ」と呟いておられました。
この司会者の言葉に私もやはり他人事としか捉えられていないんだな、と残念に思いました。
終わりの主催側の挨拶の中で、皆さんにはブルーリボンをお配りしています、
との話に自分も含めお客さんがゴソゴソと封入資料の中を探し始めました。
と同時にどよめきがおこりました。もらってないよね?、との声があちこちで起こりました。
なので、終了後受付のスタッフに訊ねてみたところ、あまり数を用意していませんでしたので・・・
とのこと。
普通お客さんにリボンを配るのなら、最低限用意していた座席分の数は
用意しておくべきじゃないの?
別にリボンが貰えなかったからグチっているんではなく、一般のお客さん全てに
拉致問題周知の意味を込めてお配りするのがスジってもんでしょう?
ロビーを見渡してみると、あちこちで関係者のお偉そうな人達がそろってキレイなブルーリボンをつけて談笑していました。
・・・またいつもの通り、相変わらずな光景だな、と思いました。
何とかしてこんな現状を変えたい、変えなきゃ!
講演会の内容編を時間があれば後日掲載したいと思います。
最後に、早紀江さんは
今度の選挙には政党関係なく、拉致問題等に日頃から熱心に取り組んでいる人に
投票して下さい、と呼びかけておられました。
7月13日、ライヴイベント「Freedamn Fighter Vol,1」に行ってきました。
会場のk.d.yaponはJR鶴舞駅のガード下にあるライブハウスです。近くには横田さんご夫妻がまだ赤ちゃんだっためぐみさんを連れて散歩に訪れていらした鶴舞公園があります。
開演時間ギリギリの到着。会場の中はレトロな雰囲気で、天井が高くて思った以上に広かったです。螺旋階段を上ると二階席もあり、ここからの眺めもよくゆったりくつろげます。
見渡すとチベットや東トルキスタン(ウイグル)の大きな旗が飾られており、会場の壁面にはSFTの方の提供によるプロジェクター使用のチベットの映像が流れていました。
間もなく一組目のjackie lowさんの演奏が始まりました。若くて迫力のある彼らの演奏にお客さんも聴き入っていました。
jackie lowさんの演奏が終わると、ゲストのココラットさんのスピーチです。
ココラットさんは在日のビルマ(ミャンマー)の方で、ずっとビルマの民主化活動に熱心に取り組んでおられる方です。「自分達の故郷へ帰りたい。しかしビルマの軍事政権のせいで帰ることが出来ない。」と、ビルマの現状や民主化への想いを切実に語って下さいました。
昨日はココラットさんとも色々なお話をさせて頂きました。先日、ビルマの軍事政権と北朝鮮が軍事同盟を結んだ件を中心に詳しい事を話してくれました。自分も北朝鮮の問題と絡めて拉致問題について、ブルーリボンについて話をすると、持参したブルーリボンを受け取って早速胸に着けてくれました。
次にココラットさんと親交のあるという、二組目の詩灯さんの演奏です。アコースティックでシブい演奏でした。
そしてその後いよいよ自分のスピーチの番がまわってきました。街頭署名においてスピーカーで呼びかけの経験はあるものの、元来あがり症の自分には大きな難関です(汗)。
必死で詰まらないように、拉致問題が日本国内における重大な人権侵害問題であること、周りの人達に話しをして欲しい、ブルーリボンを着けて意思表示をして欲しい、etc・・・。
幸い今回の出演者やお客さんたちは普段からチベットや東トルキスタンの人権弾圧について関心の高い方が多く、拙い自分の喋りに熱心に聞いて下さいました。スピーチが終わると会場内に設置した署名用紙に早速署名してくれました。
最後の主催であるnigjibさんの演奏の頃にようやく緊張がほぐれ、ジャスミンティーを一気に飲み干して乾いた喉を潤し、ゆっくりと演奏に聴き入ることが出来ました。。。
無事イベントが終了した後も暫くの間、色々な方と話しができました。「ブルーリボンをギターケースに着けます!」と仰ってくれたjackie lowの方、早速ご自身のバッグにブルーリボンを着けて下さった若い女性等、たくさんの方から頑張ってください、との声援を受け、昨日集った皆さんから大きな勇気とパワーを貰いました!若い方との交流が出来てほんと良かったです。
今回スピーチの機会を与えて下さった主催のnigjibさんに心から感謝致します。とても素晴らしいライヴイベントでした。
「vol.1」ということで、「vol.2」もまたいつか開催されることでしょう!その時も是非呼んで下さいね!
★ココラットさんが活動している「SCDB ビルマ民主化支援会」のサイトです。