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拉致被害者の一刻も早い救出を!名古屋からも救出運動の支援の輪を広げていきましょう。 ここは「名古屋ブルーリボンの会」の公式ブログです。
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■ 山本美保さんの家族・支援する会・調査会から河村官房長官への要請文と手紙

※ 以下は7月1日に特定失踪者山本美保さんに関し河村建夫官房長官に届けられた要請文書と手紙です。当日ご家族は出席できず、かわって荒木からお渡ししました。

 なお、現在調査会では山本美保さんに関わる「DNAデータ偽造疑惑事件」について、その概要を説明するDVDを製作中です。

(要請文書)

平成21年7月1日

内閣官房長官・拉致問題担当大臣       河 村 建 夫 殿

特定失踪者問題調査会
山本美保さんの家族を支援する会
山本美保の家族

山本美保さんに関わる「DNAデータ偽造疑惑事件」の調査に関するお願い

 平素は拉致問題の解決のためにご尽力下さり誠にありがとうございます。

 さて、標記の件、「失踪17日後に山形県遊佐町の海岸に漂着した身元不明遺体の骨髄と双子の妹森本美砂の血液のDNA鑑定の結果が一致した。従って当該の身元不明遺体は山本美保である」という平成16年3月5日の山梨県警発表以来、私たちはこの事実確認のため奔走し、県警にも再三の質問を行いました。様々な可能性も検討したものの、合理的に考えて当該遺体と山本美保が別人であることは明らかであり、したがって一致するとされたDNAデータはどこかの過程において偽造されたものと思わざるを得ません。

 この問題については山梨県警からの回答は全く疑問を解消できるものではなく、これ以上県警への問い合わせをしても矛盾点を解消することは不可能であると思います。また本件はその前後関係などから言って政府中枢が関与した事件である可能性が少なくありません。つきましては下記の2点について要請する次第です。



1、現在の県警担当者は平成16年3月5日当時本件と全く関係のない立場におり、当時の状況については当時の担当者の作成した文書を元に語ることしかできません。県警発表を行った警備1課長(当時)、丸山潤氏から家族及び関係者に直接の説明をしていただくようご配慮をお願いします。

2、本件は小泉政権当時の官邸中枢の指示によって行われた可能性が少なからず存在しています。事実であれば政府に対する国民の信頼を大きく毀損するものであり、看過することはできません。当時の状況について調査をしていただきたくお願いします。

以上 (妹の森本美砂さんからの手紙)

内閣官房長官 河村建夫様

 官房長官におかれましては、日頃より拉致問題の解決のためご尽力いただきまして、ありがとうございます。

 この度、私の双子の姉山本美保の置かれました状況につきまして、要請をさせていただきます。

 姉を捜し続けて25年が過ぎました。拉致かもしれないという支援の方々のご指摘に、何の連絡もなく失踪した姉の状況が納得できました。17歳の秋に事故で兄を亡くした私達は、両親の苦しみを何よりも知っています。その姉がさらに親を苦しめることを自らする訳がなく、連絡がないのは、連絡ができない状況に置かれていると思わざるを得ません。

 私達家族は、何が何でも姉が拉致被害者であると言い張っているのではありません。これだけ国内で騒がれているのです。国内にいるのであれば、何か一つでも手掛りがあるのではないかと思い、この25年間探し続けてきました。姉につながる真実が示されたのなら、どんな状況でも受け入れる覚悟はできているのです。しかし、国内からは何一つ見つからない。

 今回の山形のご遺体のことも、一度はそれが真実なのだと思いました。真実ならば父と兄の眠るお墓に入れてあげなければと思いました。しかし、次第に明らかにされる事実に愕然としました。山形のご遺体は、何一つ姉を語っていなかったからです。

 詳しくは過去にずっと述べてきました。どう考えても姉とは思えないご遺体を家に連れ帰ることはできませんでした。騒がせてしまったその遺体のご本人に対しても、大変申し訳なく思っています。

 山梨県警で40年に渡り、治安を守ってきた父が生きていれば、こんなことにはならないと思います。あまりに理不尽なことを受け入れる訳にはいきません。

 姉は生きています。生きて救いを待っています。その姉を母に会わせてあげてください。国内で葬り去ろうということだけは、決して決してしないでください。私達家族の気持ちをお汲み取り、真実をお示しくださいますよう、切に切にお願い申し上げます。

      平成21年7月1日
 山本美保の妹 森本美砂




 ■調査会役員の参加する講演会等の予定(一般公開の拉致問題に関するイベントのみ)

★7月11日(土)14:00「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」(拉致被害者と家族の人権を考える湘南の会実行委員会主催)
●藤沢産業センター(JR藤沢駅北口より徒歩5分・藤沢郵便局隣り)
●理事三宅が参加
●問い合わせ:救う会神奈川 090(9816)2187又はsukukaikanagawa@hotmail.com

★8月22日(土)14:00「拉致問題を考える川口市民の集い」(拉致問題を考える川口の会主催)
●フレンディア(京浜東北線川口駅東口 キュポラ4F)
●代表荒木が参加

★9月26日(土)13:00「拉致問題と北朝鮮の人権を考える山陰集会」(東アジアネットワーク主催)
●大和会館(米子市東福原6-12-4 Tel 0859-34-6688)
●代表荒木が参加
●問い合わせ:長崎さん(090-7376-7803)

★10月12日(月)13時~「北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」(救う会神奈川主催)
●横浜情報文化センター 情文ホール(みなとみらい線「日本大通り駅」情文センター口 0分 JR・地下鉄「関内駅」徒歩10分)
●副代表真鍋が参加
●問い合わせ:救う会神奈川 090(9816)2187又は sukukaikanagawa@hotmail.com
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-8 第6松屋ビル401
Tel 03-5684-5058 Fax 03-5684-5059
email: chosakai@circus.ocn.ne.jp
調査会ホームぺージ: http://www.chosa-kai.jp
戦略情報研究所ホームページ: http://www.senryaku-jouhou.jp
発行責任者 荒木和博 (送信を希望されない方、宛先の変更は
kumoha351@nifty.com 宛メールをお送り下さい)
●資金カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座 00160-9-583587  口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座 三菱東京UFJ銀行 鷹の台出張所 普通 3810752
口座名義:特定失踪者問題調査会 専務理事 真鍋貞樹
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
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