■明日海上保安庁に要請
調査会では本日17日(金)13時より代表荒木ら役員が海上保安庁を訪れ、海上・港での失踪者の問題及び北朝鮮工作船事案に関する問題などについて要請を行う予定です。
■本日発売の「フライデー」記事について
荒木和博
昨日(16日)発売された7月31日号の週刊誌「フライデー」に掲載された記事によれば、平成15(2003)年5月20日に大阪府熊取町の自宅近くで失踪した吉川友梨ちゃん(当時10歳)の事件について、警察OBが北朝鮮による拉致の可能性があると証言しているとのことです。
本件に関し、拉致であるかどうかについて、まだ明確なコメントができる立場ではありませんが、とりあえず次のことは申し上げておきたいと思います。
1、北朝鮮は拉致をやめていない
最近でも北朝鮮は拉致を行っている可能性があり、これからも行う可能性があります。したがって6年前の事件だからといって拉致でないとの断定はできません。
2、子供の失踪者は相当数いる
もちろん、他の事件や事故の可能性もありますが、公開の特定失踪者リストでも竹内久美子さん(昭和50年、13歳)、藤倉紀代さん(昭和55年、12歳)、藤倉靖浩君(同、11歳)、松岡伸矢君(平成元年、4歳)らがおり、それ以外に非公開の人も数人います。また、若干ケースは異なりますが、警察が拉致と断定している高敬美・剛姉弟(昭和49年、6歳と3歳)の事件もあります。子供であるから北朝鮮による拉致でないとは断定できません。
以上のようなことで、私たちとしては今後ご家族等関係者の方々とも連絡をとって対応していきたいと思っております。本件に関して情報のある方はぜひお寄せ下さい。
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