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拉致被害者の一刻も早い救出を!名古屋からも救出運動の支援の輪を広げていきましょう。 ここは「名古屋ブルーリボンの会」の公式ブログです。
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■小林七郎さんから官房長官への手紙

※これから順次官房長官との面会の際手渡された手紙・要請文書の内容をお知らせします。最初は昭和41年東京で失踪された小林榮さんの弟さんである小林七郎さんからのお手紙です。

内閣官房長官 殿

 繁忙の折、貴重な時間を割いての対応真に有難うございます。

 北朝鮮による拉致の疑いが排除出来ない者の私の兄 小林榮の失踪状況調査のお願いです。

 兄の失踪を家族が知ったのは、失踪後1週間ほどして会社の社長から父親宛てに来た一通の手紙でした 。今から43年も前のことであります。

 「8月21日(日)の朝、社長が社内で見たきりなので田舎に帰っていませんか」という内容でした。兄は、学校を卒業するとすぐその会社に住み込みで就職し年に1~2回実家に帰る生活で昭和30年代当時の集団就職者一般の生活でありました。

当時父がいましたが、失踪から少し時間を置いて父が警察へ行方不明の届出などをしたと記憶しております。兄の失踪について初動時の捜査、調査はされておりませんし、今だに公的機関による捜査、調査はされておりません。

 古い話になり、忘れたこともありますが家族は兄の消息を求め勤め先を尋ねたり、兄が頻繁に出入りしたという「蕎麦屋」さんに行ったり、大塚の監察医務院で見るに耐えない「写真」を見たり、年に1度浅草寺でおこなわれている「家出人相談」に相談したりしました。兄の失踪が家族に与えた影響はいろいろありました。とりわけ人生の節目である就職や結婚の時は兄「栄」に係わることがないよう微妙な気遣いに腐心しました。

 兎に角、長い年月でありいろいろな事件、大きな事故もがありましたのでその都度、「もしや、兄」がとの思いで事件、事故を注視しておりました。家族は何かにつけて失踪の真相を知ろうとあらゆるメディヤに耳を欹てておりました。

 北朝鮮による拉致が全国的な問題との疑いが出てきた平成15年はじめ北朝鮮による拉致の疑いがある者を調査する民間団体、特定失踪者問題調査会が出来て兄のことを届け出ました。と共に調査会の意向もあり地元警察に再度「行方不明者の届け」をしました。

 また、兄が働いていた会社の社長や何人かの同僚の所在も知れたことから、私が直接電話して当時の兄の状況を聞こうとしましたが社長を除き、なぜか当時のことを話してくれませんでした。私は社長に面会し兄の失踪時のことを確認しようとしましたが、現在配偶者が病院に入院しており看護のためなどで面会はいまのところ出来ておりません。

 地元警察に調査をお願いしたところ、個人のプライバシーもあるので警察としても調査は出来ませんとのことです。兄のことが事件や事故に関するものであれば何とか調査は出来るのだがとの答えです。

 人が一人居なくなっているのは事件でないのでしょうか、43年も経っておりますが関係する方がおります。人一人の命が掛かっている大きな問題です。
 兄本人も関係する方も同じく高齢になっております、残された時間はそんなに長くはありません。いま、調査しなければ家族の真実を求める思いは断念されることになります。とても納得できるものではありません。

 家族が、出来ることはしました。これ以上は権限のある公的機関にお願いするしかありません。家族は真実が知りたいのです!

 このような思いを持った家族が何百人の否、一説によると1000人は下らないとの情報もあります。

 今まさに北朝鮮は国際社会の大きな懸念である「大量破壊兵器」の開発に全国力を注いでいるような報道であります。北朝鮮を巡る関係各国により核、ミサイルが大きくとりあげられ「拉致」は片隅に置かれるような気がしてなりません。

 そして私達拉致の疑いがある者の家族が今一番心配していることは政府認定の拉致被害者17名の解決で全て終了「拉致の疑いがある者」は切り捨てられるのでないかということです。

 国の基本的問題である北朝鮮による拉致問題の解決のために万難を排しご尽力賜りますようお願い申し上げます。

平成21年7月1日
              茨城県龍ヶ崎市 小林七郎

■調査会役員の参加する講演会等の予定(一般公開の拉致問題に関するイベントのみ)

★7月5日(日)13:00「救う会いばらき守谷集会」(同会主催)
●ロックシティ守谷・センターコート(筑波エクスプレス・関東鉄道守谷駅下車徒歩7分)
●代表荒木が参加
●問い合わせ:救う会いばらき(090-1212-8084)

★7月11日(土)14:00「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」(拉致被害者と家族の人権を考える湘南の会実行委員会主催)
●藤沢産業センター(JR藤沢駅北口より徒歩5分・藤沢郵便局隣り)
●理事三宅が参加
●問い合わせ:救う会神奈川 090(9816)2187又はsukukaikanagawa@hotmail.com

★8月22日(土)14:00「拉致問題を考える川口市民の集い」(拉致問題を考える川口の会主催)
●フレンディア(京浜東北線川口駅東口 キュポラ4F)
●代表荒木が参加

★9月26日(土)13:00「拉致問題と北朝鮮の人権を考える山陰集会」(東アジアネットワーク主催)
●大和会館(米子市東福原6-12-4 Tel 0859-34-6688)
●代表荒木が参加
●問い合わせ:長崎さん(090-7376-7803)

★10月12日(月)13時~「北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」(救う会神奈川主催)
●横浜情報文化センター 情文ホール(みなとみらい線「日本大通り駅」情文センター口 0分 JR・地下鉄「関内駅」徒歩10分)
●副代表真鍋が参加
●問い合わせ:救う会神奈川 090(9816)2187又は
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特定失踪者問題調査会ニュース
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〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-8 第6松屋ビル401
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email: chosakai@circus.ocn.ne.jp
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戦略情報研究所ホームページ: http://www.senryaku-jouhou.jp
発行責任者 荒木和博 (送信を希望されない方、宛先の変更は
kumoha351@nifty.com 宛メールをお送り下さい)
●資金カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座 00160-9-583587  口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座 三菱東京UFJ銀行 鷹の台出張所 普通 3810752
口座名義:特定失踪者問題調査会 専務理事 真鍋貞樹
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願いま
す)
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■昨日の官房長官面会、調査会要請文書

 すでに報道もされていますが、昨日特定失踪者のご家族(12家族15名)が河村官房長官と面会、要請文書と11万1471人分の署名を提出しました。

 面会の場には調査会の役員等も同席、冒頭代表して荒木より挨拶。情報収集にさらに力を入れて欲しい(下記調査会要請文書第2項)こと、ご家族のみならず拉致被害者も高齢化しており、時間が限られていること、今回の調査会及びご家族からの要請文書については対策本部からの回答をいただきたいこと(調査会要請文書第3項)を申し上げました。

 続いて要請文書及び署名をそれぞれのご家族から提出し、官房長官の挨拶(下記1)がなされ、さらにご家族からの要望がそれぞれ伝えられた後、官房長官から再度の発言(下記2)、同席した古屋圭司拉致議連事務局長(自民党拉致問題特命委員長)からも官房長官への要請及び報告が行われました。

官房長官の発言は以下の通りです。

(1)冒頭の発言

 今日まで面会が延びたことを申し訳なく思う。ご家族の希望をしっかりと受け止めたい。拉致問題は国家主権の侵害と日本国民の生命と安全に関わる重大な問題である。官房長官に就任してから、早く早くと思ってきたが十分でなかったことを恥ずかしく思う。この問題解決のために全力を尽くしたい。麻生政権の方針として、情報の収集と分析に力を入れていくことを決定している。特定失踪者の問題も、拉致対策本部で方針を決定している。特定失踪者の問題をきちんと認識して、調査や情報収集をしていきたい。北朝鮮に対しては、全ての拉致被害者を帰国させるように求めてきたとともに、こちらから拉致の疑いが否定できない方々の名簿を提出している。これからも、最大限の努力をしていきたい。

(2)最後の発言

 ご家族から切実なお話を伺った。担当大臣としての責任の重さと、ご家族の心労を痛感している。拉致の可能性が高いケースについては、政府認定を含めて、全力を尽くしたい。拉致対策本部でもっときめ細かな対応をしていきたい。改めて、政府内で対応をきちんとさせていきたい。全力を尽くすことをお約束する。

<調査会からの要請文書>

平成21年7月1日

内閣官房長官・拉致問題担当大臣 河村建夫様

特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

   未認定の拉致被害者救出に関するお願い

 平素官房長官として、そして担当相として拉致問題解決のためにご尽力いただいていることに心より敬意を表します。また、ご多忙な中本日特定失踪者家族と面会のお時間を作っていただいたことに御礼申し上げます。
 認定未認定に関わらず、すでにご家族は高齢化し、先週には福井県小浜市で失踪した山下春夫さんのお兄さんである山下孝治さん(群馬県在住)が亡くなりました。小浜で救出のために活動してきた長兄山下寛久さんも最近体調を崩し小浜を離れざるをえなくなっています。特定失踪者の御家族の多くは時間が切迫していることを痛感しています。
官房長官におかれましてはこの現実をご理解賜り、下記の諸点について早急な対応をしていただきたく、お願いする次第です。

 記

1、現在の警察を中心とした捜査→拉致認定→外交交渉での帰国というやり方では大部分の未認定拉致被害者は北朝鮮でその生を終えることになります。認定被害者も大半は同様でしょう。担当大臣として、政府の責務が「救出」にあるということを国民の前に明らかにしていただくようお願い致します。

2、上記の前提において、脱北者、脱北帰国者からの聞き取り等を積極的に行い、北朝鮮からの情報収集をしていただきますようお願いします。また、これらの活動をするためには捜査情報の秘匿が原則である警察を中心として拉致問題に対応するのは無理があり、官房長官のリーダーシップのもと、様々な機関を活用して情報収集を進めていただくようお願いする次第です。

3、本要請書及び個々の案件に関する要請書に関しては、お手数とは存じますが対策本部からの文書をもってご回答賜りたくお願いする次第です。

以上

なお、今回参加されたご家族は以下の通りです。(失踪者氏名・失踪時期・現年齢・参加家族氏名・本人との続柄の順に記載)
小林栄(昭和41年失踪 現在66歳) 小林七郎(弟)
鈴木賢(昭和47年失踪 現在60歳) 鈴木智(兄)
生島孝子(昭和47年失踪 現在68歳) 生島馨子(姉)
古川了子(昭和48年失踪 現在54歳) 竹下珠路(姉)
大澤孝司(昭和49年失踪 現在63歳) 大澤昭一(兄)
藤田進(昭和51年失踪 現在53歳) 藤田隆司(弟)
河嶋功一(昭和57年失踪 現在51歳) 河嶋愛子(母)
山下貢(平成元年失踪 現在58歳) 山下きよ子(母)
安西正博(平成8年失踪 現在40歳) 安西茂雄(父)
宮内和也(平成9年失踪 現在44歳) 宮内和見・澤香苗(父・義兄)
後藤美香(平成13年失踪 現在37歳) 後藤日出男(父)
宮本直樹(平成14年失踪 現在31歳) 宮本正栄・はるみ・剛志(父・母・兄)

※個別のご家族からの要請文書は順次お知らせします。また、対策本部からの回答につても回答があり次第お知らせします。

■調査会役員の参加する講演会等の予定(一般公開の拉致問題に関するイベントのみ)

★7月5日(日)13:00「救う会いばらき守谷集会」(同会主催)
●ロックシティ守谷・センターコート(筑波エクスプレス・関東鉄道守谷駅下車徒歩7分)
●代表荒木が参加
●問い合わせ:救う会いばらき(090-1212-8084)

★7月11日(土)14:00「拉致被害者と家族の人権を考える市民集会」(拉致被害者と家族の人権を考える湘南の会実行委員会主催)
●藤沢産業センター(JR藤沢駅北口より徒歩5分・藤沢郵便局隣り)
●理事三宅が参加
●問い合わせ:救う会神奈川 090(9816)2187又はsukukaikanagawa@hotmail.com

★8月22日(土)14:00「拉致問題を考える川口市民の集い」(拉致問題を考える川口の会主催)
●フレンディア(京浜東北線川口駅東口 キュポラ4F)
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★9月26日(土)13:00「拉致問題と北朝鮮の人権を考える山陰集会」(東アジアネットワーク主催)
●大和会館(米子市東福原6-12-4 Tel 0859-34-6688)
●代表荒木が参加
●問い合わせ:長崎さん(090-7376-7803)

★10月12日(月)13時~「北朝鮮による拉致・人権問題を考える神奈川県民集会」(救う会神奈川主催)
●横浜情報文化センター 情文ホール(みなとみらい線「日本大通り駅」情文センター口 0分 JR・地下鉄「関内駅」徒歩10分)
●副代表真鍋が参加
●問い合わせ:救う会神奈川 090(9816)2187又は
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当会では署名活動等のお手伝いをして下さるボランティアスタッフを随時募集しております。
また、配布するブルーリボンを無償で提供して下さる方も随時募集しております。共に声をあげていきましょう!
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