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YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20100418-OYT8T00094.htm より
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涙流し めぐみさん描く
冊子「家族愛~拉致問題を絶対に忘れない~」で作画を担当 壱川やなぎさん
拉致された船の中で、爪が割れるほど壁をかきむしり、「たすけて」「こわいよ」「お母さん、
お父さん!」と泣き叫ぶ。そんなめぐみさんを、息をのむ迫力で表現した。
描きながら、涙があふれて止まらなかった。「描いているうちに、いつしか、めぐみさんの
気持ちになっていた」
4年前に日本アニメ・マンガ専門学校(新潟市)を卒業。漫画家で身を立てることを目指し、
新潟市内で一人暮らしを続ける。糸魚川市の海辺の出身で、新潟市内には子供の頃にも、
住んだことがある。「拉致は小さい頃から、身近に感じていた問題」
実家には1年に1回程度しか帰らないが、今回の冊子を描いていた3か月間は、無性に
両親に会いたくなり、頻繁に帰省した。
作品の中に入り込んで描くタイプ。今回の冊子を3月に描き終えると、「1週間ほど、ぼーっと
していた」という。「満足感というより、まだ、入り込んだままでいたんですかね」
昨年12月、日本アニメ・マンガ専門学校を通じ、新潟青年会議所の依頼を受けた。同会議所が
横田滋さん、早紀江さんへのインタビューを基に作った筋書きに沿って、絵コンテを提出した
数人の「漫画家の卵」から選ばれた。写実的な絵と的確な構成力が評価された。
いつもは登場人物をかわいらしく描くが、今回は読者が感情移入しやすいよう、忠実な再現を
試みた。インターネットなどで100枚以上の関連写真を入手。横田さん夫妻やめぐみさんの
容姿はもちろん、解決を訴える集会、拉致現場近辺の当時の風景など、細部にもこだわった。
子供の頃から「周りの顔色をうかがいすぎて、話すのは得意じゃなかった」という。友達と
ワイワイ騒ぐよりも、一人でいることのほうが好きだった。
暇さえあれば、横溝正史などの推理小説や、本県育ちの漫画家、和月伸宏の漫画などを
読みあさっていた。「口で伝えられなくても、絵や物語でなら、伝えられる」。小学生の頃に
「将来は漫画家に」と思い立ち、高校生の頃には、もはや固い決心になっていた。
「国とか政治とか思想とか堅苦しくない、楽しいものを描きたい」。拉致という深刻な問題を
扱った今回の作品は、自身が表現したいものと方向性は異なるが、タイトルの「家族愛」を
自然体で描き切った、との手応えを感じている。「怖い、悲しい、かわいそう、など、
素直に受け取ってほしい。これが、私のデビュー作」
控えめな雰囲気の中に、誇らしさがのぞいた。
(2010年4月18日 読売新聞)
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◆マンガ小冊子「家族愛」~拉致問題を絶対に忘れない~について ◆
http://www2.niigata-jc.com/2010/com_view.cgi?mode=detail&file=2010040313041731137
新潟青年会議所が取り組む拉致被害者救済に向けた取り組みの一環として、マンガ小冊子「家族愛」~拉致問題を絶対に忘れない~を作成されたそうです。
小冊子は上記アドレスよりPDFにて見ることができます。
限られたページ数で拉致問題について分かりやすくまとめられており
是非たくさんの若い人達にも読んで欲しいと思います。
様々な表現方法を駆使して様々な人々に拉致問題に対して考え、関心を持ってもらう動きは
とてもいい事です。
これからもどんどん広まっていって欲しいですし、そのためのアイデアも沢山あるはずです。
日本国民全体に広まるようなアイデア・・・
NHKで『めぐみ』をゴールデンタイムで放送するとか・・・
民放の〇〇ロードショーで『abduction』を放送するとか・・・
マスコミを何とか動かせたいですね・・・。